海へと下り始めると
遠くの灯が 見えてくる
夜へとうつる 艶消しの空の
くりぬいた丸い窓に
ピントが合う
今日を見つけた
いずれ明日がやってくる
nico先生は、陽当たりの良い海辺の診療所で、人々が元気で過ごせるように願いながら、日々診療にあたっています。そんなかたわら、時々ぼんやりしながら、いろいろなことを思うのでした。
「たくさんもらったからいらんかえ」
手には真緑の枝についた深紅の唐辛子
ありがたくいただき
あの日 一本ずつ瓶に詰めた
もう何年か・・・
今日の料理に取り出して
変わらぬ深紅の唐辛子
「元気にしてるかなあ」